ようこそ裁判所へ~ぜひ全司法への加入を!

新しく裁判所職員になられた皆さん、全司法は、皆さんを心から歓迎します。
皆さんは、裁判所の仕事にやりがいや充実感を求め、希望を胸に裁判所に入ってこられたのではないでしょうか。
でも、希望に胸を膨らませながらも、皆さんも、毎日の仕事あるいは生活の中で、ふと疑問や不満を感じるこがあるかもしれません。
そうした疑問や不満をひとつひとつ大切にして、全司法の先輩たちは、明るく働きやすい職場、国民のための裁判所をめざして数多くの要求を掲げ、運動を展開して実現させてきました。
現在、裁判所は、裁判員制度などによる国民の司法参加や裁判の審理期間を2年以内にしようとする制度整備などの司法制度改革と、成果主義賃金の導入や降任・降格のほか免職をしやすくしようとする公務員制度改革という2つの大きな制度改変の真っ只中にあります。数年後には、裁判所の職場環境も私たちの労働条件も変わろうとしています。
そうした中、職場の多くの先輩がこの2つの制度改革で自分がどのようになるのか不安を抱えています。そんな不安を少しでも拭い去ろうと全司法は全力で頑張っています。
皆さんも、裁判所を利用する国民のためになり、自身も納得できる制度が構築されることを望んでおられるでしょう。そのためには、多くの仲間が全司法に結集し、英知を出し合って運動していくことが必要不可欠となります。
新しく裁判所職員になられた皆さん,私たちは,全司法に加入されることを心から呼びかけます。一緒に働きがいのある裁判所を作っていきましょう。
2003.04.01 全司法労働組合近畿地区連合会




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